キースは自分のことをとやかく言われることを嫌いますが、本人は結構毒舌を吐いたりします。しかも鮮烈というか手厳しいことをほかのアーティストやバンドをこき下ろしたり。
そんな記事があったので紹介。
ソース元:nme-jp.com/news/6711/
■デヴィッド・ボウイ
見せかけだけだね。気取ってやがるんだ。音楽と呼ぶには程遠い。彼自身も自覚してるさ
■プリンス
過大評価されてるけど、小っちゃいやつだ……。『プリンス』になるってことはどういうことか、彼は知っておくべきだね。肩書きにふさわしい人間だと証明する前に、その肩書きを名乗ってしまうから、こういう問題が起きるんだ。彼が俺たちのライヴでオープニングを務めた時の態度といったら……観客を侮辱してるようなもんだった。俺たちのファンを前にして演奏するのなら、あんなふうにオープニングを終わらせるべきじゃない。彼は自分のことをすでに『キング』だと思っている『プリンス』だね。幸運を祈るよ。
■エルトン・ジョン
年をとったビッチだ……。彼が作る曲は『この世を去ったブロンド』のことしか書いてない」。それに対し、エルトン・ジョンはこう答えている。「キース・リチャーズみたいになるのは嫌だね。哀れな人間だよ。関節炎を患ったサルみたいで、ステージに上がって若くみせようとしてる。僕はザ・ローリング・ストーンズのことは心から尊敬してるけど、15年前にキースを外していればもっと良かっただろうね。
エルトン・ジョンがそんなことを言っていたとは知らなかった・・・
■ジョージ・マイケル
ヒゲを剃って、家に帰れ。彼は弱虫が変装したようなやつだ
■ボブ・ディラン
ボブはムカつく奴なんだ。彼が俺にこんなことを言ってきたのを覚えてる。『俺には“(I Can’t Get No) Satisfaction”が書けるけど、君が“Desolation Row”を書くのは無理だったろうね』ってな。そこで俺は『そうだな、君の言う通りだ、ボブ』と言ってやったよ。
これは有名な話。ただワタクシが聞いたのは「Desolation Row」ではなく、ストーンズもカバーしている「Like a Rolling Stone」という話だったけど・・・。
■セックス・ピストルズ
彼らの音楽は、テレビについて文句を言ったり、鏡の前で唾を吐く練習をしたりするよりかは意味がある」。それに対し、シド・ヴィシャスはこう答えている。「キース・リチャーズに火がついてたとしても、そこにおしっこをかけたりはしないよ」
■オアシス
あいつらは単に不快だ。もっと大人になって出直してくれば、生き残れるかもな
■ジャスティン・ビーバー
彼がやってるのは真似事にすぎない。彼の音楽はどうかって? クソな曲ばっかりだ、違うか?
これは本人とひと悶着あった時にも似たようなことを本人に言ったそうですが・・・
■ラップという音楽について
ラップってのは、たくさんの言葉を並べてるだけで、ほとんど何にも言ってやしない。ラップの功績っていえば、世の中にどれだけたくさんの音痴がいるのかを示したくらいじゃないか。ドラムのビートと、それに乗せて叫ぶやつがいればいいんだろ、それでハッピーなんだ。音の違いも分からないヤツらのために、巨大なマーケットがあるんだな
■ブルース・スプリングスティーン
もし何かもう少しマシなものがあれば、あいつは今でもニュージャージーのバーで働いてたかもな
ブルース・スプリングスティーンはストーンズの大ファンだし、共演もしているんですけど・・・。
■ガンズ・アンド・ローゼス
ガッツは認めるよ。でもカッコつけ過ぎだな。見た目がさ、個性がないよ。ジミーに見えるやつもいるし、ロニーみたいなやつもいる。モノマネばっかりだ。俺にはカッコつけ過ぎてるように見えるよ
まぁみんな小さいころにストーンズが好きでマネしたりしていたんでしょうからねぇ・・・。キース、厳しいけど、プロでやるからには強烈な個性が必要ってことですかねぇ。
■グレイトフル・デッド
グレイトフル・デッドについては、みんな誤解してるよ。ただダラダラと何時間も演奏してただけじゃねえか。ジェリー・ガルシアはつまんないヤツだよ。ジェリー、悪いな
デッド・ヘッズには聞かせられない一言。グレイトフル・デッドは映画ギミー・シェルターにも出演しています。
■メタリカ/ブラック・サバス
たくさんの人がメタリカとブラック・サバスに惚れ込んでるだろ。大掛かりな冗談じゃないかと思ったよ……。メタリカのインスピレーションがどこからきてるのか俺には分からないけど、もし俺だとしたら、俺はとんだヘマをしたもんだ
■クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
初めて聴いた時は衝撃を受けたね。でも、すぐに飽きちまったんだ。数回聞いただけで、イライラし出したよ。ものすごくベーシックでシンプルなんだが、それがちょっとクドいんだろうな
■レッド・ツェッペリン
ジミー(・ペイジ)は素晴らしいミュージシャンだ。でも俺はいつもなにか少しウソっぽいように感じるんだ、分かるだろう?
ジミー・ペイジはストーンズのONE HITでアコースティックギターを弾いています。ジョン・ポール・ジョーンズはSHE'S A RAINBOWでストリングアレンジで参加しています。
■ビー・ジーズ
あいつらは、自分たちの小さなファンタジーの世界にいるんだ。インタヴューを読めば分かるさ……。いくつスーツを持ってるとか、そんなくだらないことばっかりだ。ガキみたいだろ?
キース、インタビュー読んでるんですね・・・意外。
■P・ディディ
想像力の欠片もない。クソだ
辛辣。
とまぁこういう感じです。
かなり自信家なんだそうですよ、キースって。 ただ唯一「ヤベェ」と思ったのはミック・テイラーが加入したときかもしれません。自分より明らかにギターがうまくて、フレージングセンスも抜群なギタリスト。かなり焦ったんではないでしょうか。自分のあるべき位置を研究したはずです。
ここからリズムギターに徹底しましたしね。 このころからソロはほとんどテイラーに譲っています。もともとキースはソロを流麗に弾くギタリストではないですし、どちらかというと作曲やリズム、2本のギターの交わりに重きを置くタイプですしね。ソロを譲らなかったのはチャック・ベリーのカバーやチャック・ベリータイプの曲の時だけです。