ザ・ローリング・ストーンズのオリジナルメンバーであるドラマーのチャーリー・ワッツ。ストーンズが来日してメンバー紹介の時にミック・ジャガーがチャーリーを紹介すると一際大きな歓声が上がります。そんな様子に照れて笑うチャーリー。
チャーリー・ワッツは過去にいくつかジャズアルバムをリリースしています。元々はジャズを演奏していたし、本人の興味もロックというよりジャズ。なので、ソロでジャズアルバムをリリースすることはとても自然なことです。
そんなチャーリーのアルバムが久々に発売されます。それもライブアルバム。ただ直近のライブではなく、2010年に演奏されたライブでデンマークはコペンハーゲンで行われたもの。 チャーリーと共演しているのは「ザ・ダニッシュ・ラジオ・ビッグ・バンド」でデンマークで50年以上もの歴史を持つビックバンド。その演奏力の高さに定評があり、アート・ファーマー、ジョージー・フェイムなどのヴォーカリストも過去にゲスト参加しているようです。
特筆すべきはローリング・ストーンズの楽曲が収められていること。チャーリー・ワッツのソロアルバムでストーンズの楽曲が収録されるのは初めてではないでしょうか。ライブではもしかしたら演奏しているかもしれませんけど。
チャーリー・ワッツ・ミーツ・ザ・ダニッシュ・ラジオ・ビッグ・バンド~ライヴ・アット・ザ・ダニッシュ・ラジオ・コンサート・ホール, コペンハーゲン 2010
チャーリー・ワッツの他のアルバムはこちらからどうぞ。
→ チャーリー・ワッツ ソロアルバム
過去のチャーリーのアルバムで面白いな〜と思ったのはジム・ケルトナーと組んだ下のアルバム。結構実験的なことをやっています。そして曲名が全て「ドラマーの名前」になっています。ドラム叩く人、サンプリングが好きな人ならきっと気に入るはず。楽曲はワールド・ミュージック的な感じのものが多いです。恐らく既に廃盤で中古でしか手に入らないと思いますが、興味をもった方はどうぞ。
チャーリー・ワッツ ジム・ケルトナー・プロジェクト