東郷かおる子さん著書。長年ミュージックライフという雑誌の編集長を務めた音楽評論家。ビートルズもローリング・ストーンズも取材したことあるしインタビューも何度もしています。そんな人が語るこの著書は感慨深いものがありますね。
この頃のミュージックライフは古本屋でゲットして読んだことがあります。その頃の映画雑誌と同じようにミュージシャンというより、アイドルとして扱っていたような印象を受けた記憶があります。実際、ストーンズもビートルズもデビュー当時はアイドルだったんですよね。それがだんだん「ロック」になり、「芸術の域」まで押し上げていったという。これはビートルズの貢献が大きいといわれています。
ワタクシはビートルズもローリング・ストーンズも大好きですが、リアルタイムの世代ではありません。たまたま縁があってファンになってしまったという感じです。ストーンズはありがたいことに今も現役で活動しているので、来日したら必ずライブに行けていますけれど。当時、東郷さんと近い世代でリアルタイムでロックを味わった人ならとても共感できるのではないかと思います。「熱さ」が違うんですね。おそらく。
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