Tribute To The Rolling Stones, Bon Jovi...
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カバーバンドグループの6742MILES » ひょうたんスピーカ作成日記 その6
本日は最終塗装を行いました。 その前にまず今回使用した柿渋(着色渋)についてちょっと。 本編その2でも紹介しましたが柿渋とは地肌の木目を生かしたまま塗装する自然塗料であり、普通の塗料とは違い塗るというより染める感じになります。 従いまして基本的に色はなく塗ってもすぐに色は付きませんが、重ね塗りしたり時間の経過や日に当たる毎に地肌の木目がより濃く染まって行くという日本古来の独特な塗料なのです。 また通常の柿渋は基本的に色が付きませんが今回使用したこれは顔料(赤)を含めて使用するものになっております。 ↓ なのでその顔料がもともとひょうたんにあるシミやくぼみに具合よく付着し、こんな風合いに汚れをも芸術風に変えていく代物です。 ↓ 上の写真でも解ると思いますが小さな穴や窪みにいい感じで顔料が付着しているのが確認できますよね。 また顔料は水拭きで擦れば簡単に取れるため、付けすぎたと思ったら同じ塗料を含ませて強く絞った布で水拭きし、拭いすぎたと感じたらまた上塗りし、の「塗ったら拭いて」の繰り返し作業になります。 またこうして拭うことでハケで塗った後の色むらも防ぐ事が出来ます。 そしてこの一週間で三回弱「着色渋」の重ね塗りを終え、今回はこの「仕上渋」といものを重ね塗りし仕上げて行きます! ↓ 仕上渋を上塗りすることで、柿渋の風合いが更に深みがかかり、乾いてから乾拭きする事により自然なツヤも増してくるそうです。ツヤと言ってもニスの様なテカテカしたツヤでなく艶消しの様な自然なツヤです。 着色渋と同じ要領で仕上渋をハケで全体に塗ってから、仕上渋を含ませ固く絞った布で万遍なく拭いて行きます。 ↓ そして乾いてから同じように重ね塗りし、今回は仕上がり具合に満足した為2度塗りで完了としました。 こちらが仕上渋を2度重ね塗りした直後になります。 ↓ ほんの少し艶やかになりましたね(^^) そして最終仕上げで完全に乾くまで3時間ほど待ち、この様に布で乾拭きしていきます。 ↓ 磨き終わりました! ↓ 我ながら見事な仕上がり。満足です(^^) さあ!次回はいよいよ最終組み立てです! by Blues
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