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ブログ : ローリング・ストーンズとマディ・ウォーターズの歴史的ライブDVD
投稿者 : ken 投稿日時: 2012-07-11 23:31:45 (2052 ヒット)

少し前にtamoさんが紹介していたローリング・ストーンズのニューDVDが日本語版ででました。まぁしかしマニアックですよ、このDVDは。とりあえずストーンズの曲は1曲も入ってないです。なぜならブルースの巨人、マディ・ウォーターズのバックバンドとして出演しているストーンズ、という図なのでマディやその他ブルースマンの曲のみで構成されています。

以前、ブート(海賊盤)のビデオで見たことあるのですが、ストーンズ面々の嬉しそうなこと。憧れのアーティストと共演しているわけですからね。そもそもバンド名であるローリング・ストーンズもマディ・ウォーターズのローリング・ストーンという曲から取ったくらいですから。

マディとストーンズと言えばこんな逸話を思い出します。1964年にリリースされたローリング・ストーンズの12x5というアルバムの録音ではシカゴのチェススタジオで行ったのですが、そこにはスタジオの電球を取り替えていた(スタジオの壁をペンキ塗りしていたとも)マディの姿が!これにはストーンズのメンバーは唖然としたそうです。なんせ自分らの神アイドルであるマディがそんなことやってんですから。

当時はそれほどブルースは金にならなかったようです。それをストーンズやアニマルズ、ビートルズ等イギリス勢がブルースをこぞって取り上げてブレイクすると、やっとアメリカで一般にも注目されたという感じですから。まぁブルースマンって見た目もオッサンですからね(笑)。そりゃストーンズやビートルズのほうが見た目いいですよ(ストーンズは今でもカッコいい)。60年代に10代の若い女子がミック・ジャガーやジョン・レノンに「キャー」と言うかもしれませんが、残念ながらマディに「キャー!」とは言わないです(中にはいるかも知れませんけど)。

ということで、ブルース好きとコアなストーンズファンにはお勧めですね。実はワタクシ自身もストーンズがきっかけで今ではすっかりブルース好きになってしまった一人です。

ちなみにこのライブではストーンズの6人目のメンバーといわれいてるピアニスト、イアン・ステュワートも出演しています。この人もいろいろドラマがあるのですが、また別の機会に。

■ディスク1
1. スウィート・リトル・エンジェル
2. フリップ・フロップ・アンド・フライ
3. イントロダクション
4. ユー・ドント・ハフ・トゥ・ゴー
5. カントリー・ボーイ
6. ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
7. フーチー・クーチー・マン
8. ロング・ディスタンス・コール
9. マニッシュ・ボーイ
10. ガット・マイ・モジョ・ワーキン
11. ネクスト・タイム・ユー・シー・ミー
12. ワン・アイド・ウーマン
13. ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー (インストゥルメンタル)
14. クラウズ・イン・マイ・ハート
15. シャンペン・アンド・リーファー
16. インストゥルメンタル 1 (クレジット)

■ディスク2
1. ユア・ゴナ・ミス・ミー・ホエン・アイム・ゴーン
2. スウィート・リトル・エンジェル
3. フリップ・フロップ・アンド・フライ
4. イントロダクション
5. ユー・ドント・ハフ・トゥ・ゴー
6. カントリー・ボーイ
7. アイム・ア・キング・ビー
8. サムデイ・ベイビー・ブルース
9. カウンティ・ジェイル
10. ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
11. フーチー・クーチー・マン

■ディスク3
1. ロング・ディスタンス・コール
2. マニッシュ・ボーイ
3. ガット・マイ・モジョ・ワーキン
4. ネクスト・タイム・ユー・シー・ミー
5. ワン・アイド・ウーマン
6. ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー (インストゥルメンタル)
7. クラウズ・イン・マイ・ハート
8. シャンペン・アンド・リーファー
9. インストゥルメンタル・ジャム 1
10. インストゥルメンタル・ジャム 2

ライヴ・アット・ザ・チェッカーボード・ラウンジ・シカゴ 1981【初回限定盤DVD+2CD/日本語字幕付】

下は先ほど挙げた12x5。ワタクシはこの中の『2120 South Michigan Avenue』という曲がエラいかっちょよくて大好き。ギターとブルースハープがギンギンです。インストルメンタル(歌なし)の曲ですけどね。

これはマディの『ローリング・ストーン』が収録されているアルバム。その昔、ブライアン・ジョーンズがこの曲名を拝借してローリング・ストーンズとなったわけです。

この『ELECTRIC MUD』はマディがローリング・ストーンズの『Let's Spend The Night Together』をカバーしています。はっきり言ってこのアレンジにはぶっ飛びます!他にも名曲がたくさん入っていてワタクシは大好きです(サイケアレンジが多い)。今でもたまに聴きますね。だけどブルース好きからは邪道と言われています。



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