今日はワタクシがストーンズを好きになるきっかけとなったストーンズ随一のお洒落野郎ことブライアン・ジョーンズの話。
ブライアンの家はこんなとこです。プール付き。1969年にこの家のプールでブライアンは溺死しました。
場所はイギリスのサセックスにあるコッチフォード農場です。まだ残されていたとはびっくりです。現在この家が売られいて価格は約2億5千万らしいです。なぜ今になって売りに出されたのか不明です。ミュージシャンという感じのお家でなく、可愛い感じですね。
ところで、このお家はブライアンが住む前にはある著名な人が住んでいたんです。その人とはクマのプーさんの著者、A・A・ミルン。ちなみにブライアンはクマのプーさんを愛読書としていたらしいです。
余談ですが、原作の童話は「クマのプーさん」と表記し、ディズニー版では「くまのプーさん」となるみたいですね。今となってはディズニー版のほうが有名かもしれません。
ブライアン・ジョーンズは着る服、靴、小物など身につけるものが洒落ていて、ワタクシが学生の頃は結構憧れましたね。まさに60年代ファッションの雄といえばワタクシの中ではブライアンです。しかもバッチリ似合う。最高でしたね。また、持つギターが洒落ているんですよ。あの時代にVOXのMark III(VIも)やFirebirdのノンリバース、バイブローラ付きなんて使ってましたからね〜。多くのギタリストはレスポールかストラト、せいぜいテレキャスターなのに。それ見るだけでも、「おっ、やっぱブライアンだけ他のヤツと違うぜ〜!このお洒落大臣めっ!」と思ったものでした(笑)。また、手にした楽器はすぐにマスターして弾けてしまうというセンス!たまらないっすねぇ。
全盛期のブライアンはミックいわく、「まるで雄牛のような迫力があった」とのことですから(笑)、そうとう押しも強かったのでしょうね。しかも相当モテモテだったので、そこら中に女作っては子供も作っちゃっていたようです。それをミックとキースは横目で見ながらうらやましいと思っていて、コンチクショーとも思っていたのですが、ブライアンには何もいえなかったようです。まぁ当時はブライアンがストーンズのリーダーでしたからね。この頃既にブライアンは自活していて大人の男だったわけです。なので残念ながらそれから見ればミック&キースはお子ちゃまだったわけですねぇ。その後の歴史では立場は逆転してしまいましたが・・・。
ブライアンが亡くなって43年。ストーンズは今年で50周年ですが、天にいるブライアンはどう感じているのでしょうか。