チューブアンプの醍醐味は音量によって音色が変わる事ですね。これ、ギター弾きならみんな1度はやってみたいことだし、ハマれば常にこういう形で演奏したいと思うもの。
チューブアンプを使えばギターのヴォリュームいじるだけで、クリーン〜クランチ〜オーバードライブといったゲインやトーンの調整もできますからね。まぁエフェクター使って足で切り替えしたほうが早いという話はありますけど、2018年の今でもエフェクターでは味わえない、チューブアンプだからこその音色があります。
これ、一度病み付きになるとなかなか抜け出せないんですよね(笑)。
ジミー・ペイジとかジミ・ヘンドリクスとかエリック・クラプトンとかよくギターのヴォリューム使って音色を変えていました。70年代ロックやブルースロックをやっているギタリストなら、チューブアンプの音色の美味しさは知っているはずです。特にライブだと顕著に出ています。
だけど自宅はおろか、ライブハウスでさえチューブアンプの音量が飽和するくらいまでの音量は上げられません。ワット数が小さいアンプを使うのも手ですけどね。
多くはアッテネーターという機器をアンプとギターの間にかまして、チューブアンプの音量を上げていいとこどりをしつつ、スピーカーから出る音量だけをアッテネーターで下げるという方法で解決していると思います。
そんな中、全然別のアプローチをした機器が出ていたので紹介。このShin’s Baby Masterというやつ。
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こいつはアッテネータではありません。だけど、アンプの音量だけを絞ってくれるという代物。使い方が一風変わっていて、アンプのエフェクトループを使用します。だから、エフェクトループが付いていないアンプでは残念ながら使えません。
とは言え、チューブアンプで15W以上ならほとんどは付いているかな、エフェクトループは。多くはアンプの裏側に接続部があるので、もしマイチューブアンプがあるなら確認してみてください。
ちなみに、スタジオやライブハウスに置いてあるようなチューブのマーシャルアンプはエフェクトループは付いています。ついでに言うと、同じくどこにでも設置されているローランドのジャズコーラス120もエフェクトループが付いていますが、こちらはチューブでなくトランジスタアンプなので、このShin’s Baby Masterを使用しても特に「美味しさ」は感じないでしょう。
とにかくちょっと使ってみたい機器です。
アマゾンでも売ってますが、やっぱりサウンドハウスが最安値でした。さすが、安定のサウンドハウス。送料無料だし。
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SHIN'S MUSIC ( シンズミュージック ) / BABY MASTER
追記
上記はすでに販売終了していて、現在はこちらが最新のようです。どこが変わったのかさっぱりわからず。サイズも旧バージョンと全く同じ。使い方も変わらず、アンプのセンド・リターンに挿して使います。値段も手ごろなので、アッテネータを買うまでもないって方はいいかもしれません。
SHIN'S MUSIC ( シンズミュージック ) / BABY MASTER2