暑いですね。日本の夏は湿気がすごくて苦手ですが、もうかれこれ40年以上も住んでいるのでいい加減慣れればと思いますが、全然慣れません。
少しでも涼しい雰囲気を出そうとして使うのが「音楽」。夏っぽい音楽が少しは気持ちをさわやかにしてくれます。夏の音楽といえば、ボサノバとかハワイアンですが、レゲエもありますね。ただレゲエは涼しい感じはしません。逆にもっと暑くなるっていう印象…。
まぁそれが楽しかったりする音楽です。部屋で聴くのもいいし、みんなでビール飲みながらワイワイやってレゲエ聴くのもいいですし。週末は海でランニングしていますが、バーベキューやっている人が多いです。そこでかかっている音楽がレゲエだったりします。特に若者が多いですかね。おじさん連中のバーベキューでは音楽がないのが多いですが、もしストーンズ好きならかけて是非かけてほしいですね♪
スマホに音楽を詰め込んで、Bluetoothスピーカー(以前の記事)からストーンズを流せばビールがより美味しく飲めること請け合いです^^
今のレゲエっていうとエレクトロニクスな感じのものが多いです(エロい衣装の女性がきわどいダンスするやつ)。ワタクシはレゲエといえばボブ・マーリー、ピーター・トッシュあたりなので、そういう楽曲がレゲエのイメージです。
今回紹介する、このローリング・ストーンズのレゲエカバーアルバムもそういう感じのアレンジになっています(変にダンサブルなアレンジでなくて、聴いてホッとした)。
Reggae Tribute to the Rolling Stones
なかなかの佳作アルバムです。ストーンズの雰囲気も出しつつ、しっかりレゲエしています。ストーンズのカバーアレンジアルバムとしては良いですね。
1曲目のStart Me Upはストーンズの楽曲の中でもかなりメジャーな曲ですが、元々はレゲエのリズムだったんです。そのバージョンはさすがに正規版では販売していないはずですが、ブートレグのアウトテイク集で聴けます。
このStart Me Upがひょんなことからロックアレンジにしたら大ヒット。今ではライブで欠かせないアゲ曲になっています。ここからストーンズは大きなスポンサーも付いてスタジアムバンドになっていったという、そんな転換期の1曲。
このカバーアルバムのレゲエバージョンはとても楽し気。あんまり違和感は感じないですね。
ほかにもWild Horses、Paint it, Black、Jumpin' Jack Flash、あたりがカッコいいです。As Tears Go Byはどんなアレンジしてもこの曲に聞こえる不思議な曲ですね。
ストーンズのメンバーではキースがレゲエ好きでジャマイカ行ったり、現地のミュージシャンとレコーディングしたり、ストーンズのアルバムでも度々レゲエチックな曲が収録されたりしています。そういった曲はキースが自ら歌ってますね。
自らのレーベル「ローリング・ストーンズレコード」を起ち上げてからの3枚目のアルバム「山羊の頭のスープ」(Goats Head Soup)はジャマイカでレコーディングされています。Angieが大ヒットしたので、このアルバムもヒットしますが、前2作に比べると地味とか言われたりしています。レゲエの曲は収録されていませんけど、個人的に大好きなアルバムの1つですね(Winterや100 Years Agoのミック・テイラーのギターがめちゃカッコいいです!)。
山羊の頭のスープ
ボサノバとかハワイアンはカラッとしたいい天気で青空の下、聴くのが似合う気がしますけど、レゲエはなんだかじめっとした天気の時でも合うのがなんか不思議です。しかしレゲエのリズムはクセになりますね〜。
▼収録曲
1.Start Me Up
2.Wild Horses
3.Jumpin' Jack Flash
4.You Can't Always Get What You Want
5.Paint It Black
6.Waiting On A Friend
7.(I Can't Get No) Satisfaction
8.Under My Thumb
9.Time Is On My Side
10.Honky Tonk Women
11.Brown Sugar
12.As Tears Go B
Reggae Tribute to the Rolling Stones