元モデルでローリング・ストーンズのメンバーとも付き合っていたアニタ・パレンバーグが73歳で死去しました。原因はわからないそうです。
ドイツ系イタリア人のアニタはブライアン・ジョーンズと付き合っていました。ある時からキース・リチャーズに乗り換えてブライアンとキースの仲が悪くなったという話もあります。まぁブライアンのDVが原因だったとも言われていますけど。
キースと付き合っているときには「Performance」(青春の罠)という映画にミック・ジャガーと共に出演し、ミックとアニタが風呂に素っ裸で入ってイチャ付くシーンなどがあり、キースが癇癪を起すほど嫉妬したそうです。
ちなみにPerformanceは見たことありますが、ミックがなかなかいい演技しています。そしてサントラがカッコイイ!Gimme Shelterのコーラスをしているメリー・クレイトンが何曲か参加しており、ライ・クーダーもスライドギターをいくつかの曲で弾いています。すんごいカッコイイので是非聴いてほしいですね。もうあんまり売っていないかもしれません。今となっては通販でも手に入れるのは難しいかも。ダウンロードならあるかな??
キースはアニタと付き合っていた70年代の前半にはステージ衣装でアニタの服を着てましたからねぇ。若い頃のキースはとても細かったし、その衣装がまた似合ってカッコよかったです。その様子はレディースアンドジェントルマンで見られます。
レディース&ジェントルマン
アニタと言うと本当に自由奔放な女性というか、生きたいように自分の意思で生きるって感じのイメージがあります。言動も歯に衣着せぬというか。当時の年代では珍しかったのかもしれません。
ストーンズと共にジャマイカに行ったときにはかなりひどい目に合うのですが、その後も映画出演やストーンズのドキュメンタリーなどに出演してメディアにはなんとなく出演はしていました。詳しいことはこの本に載っていますが、本当にヒドイです。キースはそれに対して激怒してアニタをヒドイ目に合わせた張本人に制裁をしています。
悪魔を憐れむ歌
今、ミックやキースも73歳ですから、こういう風になってもおかしくない年齢なんですよね。ストーンズはヨーロッパツアーをやっていますが、アジアツアーもしてほしいものです。
もう一人同時期にストーンズのメンバー、ミック・ジャガーと付き合っていたマリアンヌ・フェイスフルはまだ健在です。それにしてもアニタ・パレンバーグはエキゾチックな「陽」の美人、マリアンヌ・フェイスフルはお嬢様系「静」の美人という感じですね〜。個人的にはそんな感じ。ちょっと話がそれますが、ルパン三世の「峰不二子」はマリアンヌ・フェイスフルがモデルになったと言われています。