ザ・ローリング・ストーンズのメンバーは自伝を出版しています。キース・リチャーズ、ロン・ウッド、ビル・ワイマン(元メンバー)。
だけどミック・ジャガーは出しそうなのに自伝は出版していません。ミック自身が自伝に興味がないのと、常に現在と未来を見ているため過去に執着がないという考えがあるからかもしれません。
ですが、実は1980年代にミックは自伝を執筆していたらしいんです。ただし、内容がスキャンダラスな要素や、よくあるセックスやドラッグの話題があまりなかったそうなんですよね。そのため出版社側に却下されたんだとか。
ストーンズのマネージメントはこのミックの自伝が存在することを認めておらず、原稿らしきものはあるものの、出版の許可はしていません。ミック本人も全く興味なし。
ということで、ミックの自伝は余程本人が乗り気でない限り、今後も出版されることはないでしょうね。
ミックの本で唯一、楽しいなと思えたのがこの本。見てください、この目次(笑)。これだけでも読んでみたくなりませんか?特に「第10章」に注目!
ミック・ジャガー~ワイルド・ライフ~
[目次]
第1章 「やつらにくたばれって言ってやりな」
第2章 成長するグリマーツインズ、ドアを隔てた別世界で
第3章 下品で不潔で無愛想でヘビースモーカーで、総じて不愉快なやつだが、才能はぴかいち
第4章 天使と悪魔
第5章 アンダー・ヒズ・サム
第6章 「黙れよ、キース。バカ言うなよ」
第7章 スティール・フィール、ヴードゥー、それから4000人の女たち
第8章 とどめの一撃「アンジェリーナ、ミックだ。電話してくれ! 」
第9章 守銭奴が泣くとき
第10章 ウィリアムとケイトと遊ぶ フランス大統領に嫉妬される ちっぽけなちんぽこの復讐
以前キースはミックのちんぽこは小さくて見えねぇぜ!みたいなことを言って、ミックが怒り、問題になってキースが発言を取り消したなんて事件がありました。この事件は2人が60代後半の出来事です(笑)。