ギタリスト、ベーシストで3つ以上エフェクターを使う人なら一度は検討したことがあるでしょう。
そう、エフェクターケースです。
これ、頑丈なものからソフトなものまで多種多様です。デザインや材質含めると、それこそ何種類ものエフェクターケースがあるんですよね。
で、迷うわけです、色々と。
迷ったり悩む理由は様々。若い頃は結構悩みました。エフェクターの数は変わるし、エフェクターの大きさだってまちまち。結構乱雑に扱うことが多かったので、頑強なケースが良いなとか。
昔使っていたエフェクターケースはアルモアの頑丈なやつです
→アルモア(ARMOR)エフェクターボード。
より便利に自分仕様に特化するためオリジナルのエフェクターボードを作ったこともあります。エフェクターを板とねじ止めするようにしたりして。これはエフェクター交換がとても大変だった・・・。
ですが、もう使用するエフェクターは大体決まってきたし、入れ替えしても使用する個数は変わらないのでコンパクトで軽いエフェクターケースに乗り換えたんですね。
重視したのが以下のポイント。
1.軽いこと
2.持ち歩きが楽(肩掛けができるなど)
3.出し入れが簡単
4.エフェクター以外の小物が収納できる
これ全部重要ですね。
練習スタジオやライブハウスへ車で移動する人にとってはあまり重要ではないかもしれませんが、ワタクシは公共交通機関(主に電車)を利用しての移動が100%なので、軽く、持ち運びができるというのは、とても大切で切実な問題です。なるべく軽いに越したことはありません。
これはギターケースにも同じことが言えます(過去記事⇒ファイヤーバード(ノンリバースモデル)にぴったりのギターソフトケース)。それなりのギターを買うと必ずついてくるのがハードケース。なんですが、ハードケース使うのって車移動の人専用でしょう〜というのが第一の感想です。あ、あとは飛行機とか。要するにツアーに出たりする人、そうです
プロたちです。
若しくは、しょっちゅう各地でライブをやっているバンドとか。
そもそも、こんな重いもの持って歩けるのはマッチョな人くらいなものでしょう。対バンすると屈強なギタリストがいたりしますが、そういう人じゃないと持ち歩きなんてできません。会場についたら手がおかしくなってしまって、ギターを弾くどころじゃなくなってしまいますからね。
話を戻すと、軽いケースを選ぶことで頑丈さは失われます。これはトレードオフで仕方のないことです。
ですが、ソフトケースにして「ああ、もっとこのエフェクターケースが頑丈だったらよかったのに!」と思ったことは
一度もありません。
当然、ローディーなんているはずもありませんので、エフェクターケースやギターケースをバンへ投げ入れて収納するなんてことはありません。エフェクターケースは自分で持って行きますし、ライブハウスに着いたら、楽屋などに自分自身で静かに置きますw
持ち歩きしても手は痛くならないですし、体のどこかにエフェクターケースの角が当たったとしても痛くありません。ちなみ以前使っていたアルモアのケースは頑丈でしたが、歩いているときに体にぶつかったりして痛かったです。しかも重い・・・。一番困ったのはケースのヒンジ部分が意外と弱くて、使っているうちに曲がってしまってケースが閉まらなくってしまったことですね(これには参った・・・)。
で、乗り換えて現在使っているエフェクターケースがこれです。
中身はこんな感じで、シールドx2も上に乗せて格納できます。
取り出しはこんな感じです。練習やライブでエフェクターボードの部分だけをサッと取り出せるし、しまうのも簡単です。
ストーンズのカバーバンドじゃなくて、別のバンドをやるときには、こんなパターンの時もあります。ワウを使う場合は外出ししています。
ケースの段差がないので使用するシールドの形状を選ばないのも利点。アルモア系の頑丈なエフェクターケースだとケースの段差によってシールドが挿せない場合もあります。その場合はエフェクターの位置を変えるなりしないといけません。
ケースの中をコンパクトにまとめるためにエフェクター用のアダプタは1SPOTを使用。軽くなるし、かさばらないのでナイスです。
TRUETONE エフェクター用ACアダプター 1SPOT DC9V-ADAPTOR
上記はアダプターのみなのでエフェクターにつなぐ分岐プラグを合わせて使います。使うエフェクターの個数によって合わせるといいでしょう。ワタクシの場合は5つのエフェクターを使用するのでこれ。8個分岐できるものもあります。
TRUETONE エフェクター用分岐プラグ 1SPOT MC5 MULTI PLUG
意外と便利なのはポケットに小物などが収納できること。エフェクター以外の小物が収納できるのは使えます。「今ちょっと必要なんだけどなぁ」と思うものをここに入れておくといいです。ギターケースのポケットでもいいですが、通常はステージにギターケースは持っていきません。ですが、エフェクターケースはそのまま持っていきますよね。なので、メモ帳やペン、予備のパッチケーブルやギター弦、スコアなどを入れておくと、いざという時に役に立ったりします。ワタクシの場合、ピックなども収納しています(ステージでピックなくしてアタフタした前科があるので・・・)。
ということで、ワタクシのイチオシのエフェクターケースはソフトケースのヤツですね。
MUSIC WORKS エフェクターケース
ハードケース(アルモア)に比べたら値段は約1/3ほどです。しかも重さは約1/7。アルモアが約7kg、MUSIC WORKSのやつは1.3kg(ワタクシの使用しているMサイズ)です。
そしてギターケースとエフェクターケースはこういったキャリーカート(過去記事⇒キャリーカート届きました!)で運べば非力なギタリストでも全く問題なしです。肩掛けの必要もありません。ワタクシは非力なため、このセットで快適なバンド生活を送っておりますw
移動手段は公共交通機関オンリーだぜ!
という、ギタリスト、およびベーシストの皆さんに特におすすめです。ケースの大きさは使用するエフェクターの個数によって選ぶと良いですよ〜。
⇒MUSIC WORKS エフェクターケース(複数サイズ)