ビル・ワイマン
なのですよ。
あのミック・ジャガーよりも。
ローリング・ストーンズで一番絶倫な男はベーシスト、ビル・ワイマンなのです。すでに脱退してしまっているのでストーンズの元ベーシストですけど。
なんでも交わった女性の数、3,000人超えと言われています。売れっ子ホストよりスゲェんじゃねぇのかい!?
そんなビルがリリースした新作「バック・トゥ・ベーシックス」(Back to basics)が久しぶりに聴いてみるととても味わい深く、「これいいなぁ〜」と思ったので改めて紹介。
バック・トゥ・ベイシックス
キースのソロも最近出て、よく聴いているんだけれども、音楽の幅の広さ、何度も聞き返して聴けるか?という観点で比較してみると、ビルの新作のほうに軍配を上げざるを得ないと思ってしまったのでした。
もちろんそれぞれの良さがあるので、簡単に比較するはアレなんですけど。キースとビルでは個性が全然違うので。
ただ、ビルは60年代からストーンズで曲作りに参加できない分、課外活動で早くからプロデュース業もやっているし、曲作りや他のバンドへ楽曲の提供なんかを行っています。ストーンズのメンバーで初めてソロアルバムを出したのはこのビル・ワイマンですしね(プロモーションビデオはビルがシュールで面白い)。
ミックがソロアルバムを出した時はキースが激怒しましたが、ビルのソロアルバムはミックもキースも黙殺&ノーコメント(笑)。まぁわかっていたんでしょうね。そのくらい息抜きしないとね、ということが。たとえ曲を作ってきたとしても90%以上がジャガー/リチャード作詞作曲になってしまいますから(ミック・テイラーもそれが不満で脱退の原因になったとも言われている)。ビルの自伝でも早い段階からストーンズで楽曲作るのはあきらめたと言ってます(う〜む)。
何気にビルのファーストソロアルバムの「モンキー・グリップ」はワタクシの愛聴盤だったりします。これも楽曲が豊富で聴いていて飽きないんですよね。このアルバムはすでに廃盤になってしまっていて、Amazonでも中古でしか手に入らなくなってしまってます。町の中古CDショップに行った方が売っているかもしれません(500円くらいで)。
MONKEY GRIP / BILL WYMAN
ちなみにそんなビルが今大切に思うものは妻だそうです。微笑ましいことです。
というわけで、ビルのバック・トゥ・ベイシックス聴いてみてください!Amazonのレビューもキースのソロ・アルバムに比べると雲泥の差ですが(1件しかレビューがない・・・)。