この「ロックの神々Interviews」には数々のロックスターの興味深いインタビューが掲載されています。ザ・ローリング・ストーンズのメンバーではミック・ジャガーとキース・リチャーズのインタビューが好対照で面白いですね。ミックはやっぱり思慮深くビジネス面が勝っている印象。かたやキースは飾らない性格そのまんま。のんびりというか、気の向くままに生きているんだなぁという印象。この二人が組んでいるからストーンズが魅力あるものになっているんでしょう。どちらかだけでも成り立たないですよね。もちろんドラムのチャーリーも超重要ですけれど。
そのほかの大御所アーティストのインタービューは最近再結成が濃厚になったきたレッド・ツェッペリンのロバート・プラントとジミー・ペイジ。クイーンのブライアン・メイ、ピンクフロイドのデヴィッド・ギルモア、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやソロでも活動したルー・リードの亡くなる前のインタビューなど、読み応えがあります。
ロックの神々 (週刊朝日ムック)