これ小さいけど、音はバカデカイです。とても5Wとは思えません。5Wですが、れっきとしたチューブアンプです。
しかし、家ではとてもじゃないけど、音出せませんね〜。ウチはマンションですが、時計でいうと8時の短針より少し手前くらいでしか鳴らせません。
スタジオでも使用しましたが、フルテンにしたらデカすぎました(スタジオの広さや他の楽器との兼ね合いもありますが)
音量的にはライブ使用でも全然問題なさそうです(ライブハウスの大きさ、音楽のジャンルにもよります)。
ヴォリュームを11時〜12時あたりにするとナチュラルなクランチサウンドが得られます。ヴォリュームをフルにするとナイスな温かみのあるオーバードライブがかかります。
一番好きな使い方はアンプ側のVolumeをフルにして、ギター側のヴォリュームを絞ったり、フルにしたりするやり方。
これぞチューブアンプの醍醐味!
こうしておくとクリーン〜クランチ〜オーバードライブ全てがしっかり楽しめます(テレキャスターでやると気持ちいいです)。
ピックアップはシングルコイルでもハムバッカーでもイケますね 歪ませるとハムのほうがウォームでいかにも真空管な音が出ます(クリーンはシングルのほうが好き)。
早くライブで使ってみたいですね〜。
音としてはマーシャル真空管アンプに近いでしょうか。
- 追記 -
モニターがないライブバー(スタンディングで約50人収容)で使用してみましたが、音量はまぁまぁイケます。
爆音系のバンドだと厳しいです。
ブルース系ならぜんぜん行けると思います。
もし音量が足りたない!という場合はOrange AD5のスピーカーアウトからマーシャルスタックアンプのスピーカー部に接続して使用するなんてこともできます。
そうすれば、ヘッドはOrange AD5、スピーカーはマーシャルになります(^^)v
下の写真のスピーカーに接続されている赤と黒の2つの線を外し(引っ張れば外れます)、SPEAKER OUTPUTから外部スピーカーへ接続して使います。
コンパクトエフェクターとの相性はオーバードライブで試してみたところ、なかなか音圧のあるいい音がでました。
ギター側のヴォリュームに結構反応するので
・コンパクトエフェクターのドライブつまみはフルにする(トーンは好みで)
・歪み具合をギター側のヴォリュームで調整する
以上のようにすると、より豊かでリッチなクランチ〜オーバー・ドライブが気持ちよく楽しめるかと思います。この場合はアンプはなるべくクリーンに近い状態にしておいたほうがよいでしょう。
Orange AD5のスピーカーはCELESTIONです。
電源コンセント部は三又になっているので、家庭で使う場合にはコンセントの変換プラグが必要です。ホームセンターとか電気屋さん行けば売ってます。100円ショップでもあるかも。
これをこういう変換プラグに挿して使います。
Orange AD5は結構根強い人気があるようで、売り切れる場合が多いみたいです。
中古楽器屋さんでもあまりお目にかからなくなりました。
もし発見してたら、ぜひ試してみてください(^^)
チューブの交換方法はこちらの記事からどうぞ
Orange AD5 チューブアンプの真空管を交換する