3月13日に遂にBON JOVIのニューアルバムが発売となりました。私は12日にフライングゲットしたので、感想を書きます!
まずリードトラックにもなった、“ビコウズ ウィ キャン”とタイトル曲の“ホワット アバウト ナウ”について紹介します。
まず、前者ですが、この曲はアメリカのオバマ政権の一期目の時、多くの国民は「これでアメリカが変わる!」と期待した。しかしそれが幻想だったのか、そうした諦めムードが、人々の社会的なうねりの弱さを生んだ。あの時の決意を人々は今だから再確認をし、それが我々にはできるから。というメッセージの詰まった曲。
それに対し後者はコミュニティや政治に参加したいと、口にしながら何も行動を起こさない人々に、やるべきは今ではないか?と問いかける、前者とは対を成すメッセージが詰まっている。
ということで、今回のアルバムはメッセージ性の強いアルバムになっています。
そして、“ホワッツ レフト オブ ミー”では、現代の世の中で失われつつある専門的な職人へのメッセージを投影させたのがこの曲。手に職をもった人々の存在を、大企業のビジネスは工場等を海外へ流出してしまい、そこに取り残された人々を希薄にしつつある。「俺の残された部分を欲しくないか?」と、この曲の主張は考えさせらます。
あと面白いのが、“ザ ファイター”なのですが、この曲はジョンの子供に向けた曲で、娘がジョンに対して「何をやってるかのではなくて、ジョンがどんな人間か知りたい」と言ったらしい。その答えのひとつになったのが、この曲。
とまぁこのくらいにしておきますが(アルバムのアートやビーチボーイズとの共作、映画への楽曲提供などの話はまた今度書きます)、私自身非常に今回のアルバムが気に入ってます!!
聴いてるそばから、巨大ライブやフィスティバルを見渡す大観衆なんて光景が嫌でも頭に浮かぶスケールのデカさがすごいです!!!
あと楽しみなのが、2010年では世界最大のツアー、2011年では世界2位(これはツアーが7月までだったため)ほんの1年半前に150公演を終わらせたばかりなのにジョンは、「今回はそれらのツアーより大きくなるな!」って、どんだけ貪欲なんだ!!デビュー30年目の
バンドとは思えないですねwそこが彼等の良いところですが
是非、聞く機会があったら聞いてみてくださいね!!