ちょっと遅いですが、昨日届いたので聴いてみました。
まず感じたのは楽曲のベースをレゲェとしているものが多いなと印象を受けました。これは参加メンバーのダミアン・マーリー(言わずとれたレゲェの神様、ボブ・マーリーの息子)の影響が大きいのかな。
もう一つは1曲の中で4人のヴォーカリストが交互に歌ったり、コーラスに徹したり、掛け合いしたりして歌っているんだけど、すごく自然だったってこと。こういうのって、各ヴォーカル部分の切り変わる部分が不自然に感じることが多いけど、そういう印象は受けなかったです。特にミック・ジャガーとジョス・ストーンのコラボは良いです(8曲目のビューティフル・ピープル)。
最後にあえてストーンズっぽさを探すとしたら(不毛なのは承知で)、4曲目のエナジーかな(イントロでなくサビのところが)。といっても、Voodoo Lounge以降のストーンズであって、60〜70年代のではないですけど。この曲でブルース・ハープが入ってくるんですが、一聴してミックのものとわかります。
個人的にはジョス・ストーンがいつもおいしいところでカットインしてきてそれがとても気持ちいいですね。ミックもいいけどこのアルバムではジョス・ストーンがとても良いです。
日本版はボーナストラックがついて17曲も入っています。ボーナストラックももちろん聴きましたが、輸入版の12曲で十分かなと思いました。
ところでこのバンド、ライブやるんでしょうか??